素人でもできた家庭菜園のコツ>秋冬に栽培したい代表的な野菜がほうれん草
代表的な緑黄色野菜、ホウレンソウは、栄養価が高いことで知られ、
ビタミン類や鉄、カルシウムなどのミネラル分の含量は、
野菜の中でもトップクラス。
鉄分は3.7mgで、キャベツの9倍、ブロッコリーの2倍、レタスの7倍。
ビタミンCは65mgで、キャベツの1.5倍、レタスの10倍、ダイコンの4倍
の数値を示しています。
ホウレンソウの発芽温度と生育適温は、15〜20℃で、
冷涼な気候を好みます。
つまり寒さにとても強く、−10℃の低温にもよく耐えるため、
秋冬に栽培したい代表的な野菜といえます。
酸性には極めて弱いので、石灰質肥料を施用しておきます。
種子を一晩水に浸し翌朝水を切り、新聞紙の上などに広げ
乾燥させて種をまくと、発芽しやすくなります。
生育を早める場合は一昼夜浸種した後、濡れタオルで包んで暖かい場所に、
2日程度置くと芽を切るので、直ぐに種をまきます。
ほうれんそうは、深く根が入り、耐湿性が弱い性質があるので、
排水のよい畑で栽培します。
多くの堆肥を施し土づくりに努めます。
うね幅は80〜90cmとし、排水の悪いほ場では高畝にします。
一度に多くの面積には蒔かないで、10日間隔ぐらいに
うねを区切ってまけば、いつでも収穫適期の良品が収穫できます。
環境を整えて栽培したい、野菜です
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