素人でもできた家庭菜園のコツ>保湿力の高い粘土質の土壌が向いているショウガの栽培
香辛料の1つ、食欲増進、新陳代謝機能促進、鎮嘔、鼻詰り、
悪寒発熱にきくとされるジンゲロンは
身体を温め、胃液の分泌を促して、消化促進・食欲増進など、
健胃にも役立つ。
辛味の主成分はジンゲロール、お寿司と一緒にガリとして、
生姜をとる習慣がある。
生姜は酸性の土だとよく育たないので畑に苦土石灰を
1㎡当たり100g〜150gまき、深さ30cmくらいまでよく耕しておきます。
一般的に生姜の栽培では、保湿力の高い粘土質の土壌が、
生姜栽培には向いているといわれています。
そのため水田だった場所を、生姜の栽培地として転用することも
多いようです。
気温や日照時間によっても差はありますが、10度以下になると、
生育状態が悪くなることもあります。
生姜は家庭菜園で行われるような露地栽培の場合、
比較的栽培期間が長いのが特徴です。
種生姜は1個が50〜60gになるように分けておきます。
切り取った切り口は、湿った状態のまま植えると腐るので
切り口を乾かして、1〜2日程度日影で干してから使います。
複数の生姜を植える場合には、生姜と生姜の間隔は30cm以上はなして、
埋められるようにスペースをとっておきます。
2列以上生姜を植える場合には、畝の幅を60cm以上、
あけて畝を作ります。
土壌を起こした後、地表から10cmの深さに生姜を植えます。
種生姜の上に5〜6cmの厚さに土をかぶせます。
1か月ごとに、10cmの厚さの土をさらに寄せて乗せます。
地表の乾燥を防ぐために、藁やマルチなどを地表に敷き、
時々水を与えると良いでしょう。
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