素人でもできた家庭菜園のコツ>正月を飾る黄色の「菜の花」の菜園方法
正月を飾る黄色の「菜の花」は早春の訪れを感じさせます。
ビタミン・ミネラル類を豊富に含み、暮れから春先まで蕾(つぼみ)や花、
若い葉を利用する緑黄色野菜です。
種蒔きは、60㎝のうね幅で、条間20〜25cmの2条まきにします。
順次間引きして、本葉5枚ごろまでに株間15〜20cmとします。
点まきでもよいです。
菜種油を絞る場合は、株間を35cmほどに広くして大株にします。
よい花茎をたくさん出させるには、質の良い堆肥と有機質肥料を
十分に施すことが必要です。
収穫後の追肥で、1株あたり1握り程度の、化成肥料を施用します。
CR系(抵抗性)でないので根こぶ病には注意します。
害虫はアブラムシ、コナガ、アオムシなどですが、ナバナへの
登録農薬はきわめて少なく。
無農薬栽培するには害虫よけにネット、
またはべたがけ資材を全面に覆います。
病気は立枯病、白さび病、菌核病などで、
早期発見と早期防除が肝要です。
蕾や花の摘み取りは種まき後70〜80日ころから収穫開始となります。
最初に収穫する主枝の花蕾はなるべく短く収穫し、
側枝の出る数が多くなるようにします。
側枝を収穫するときには、葉を1〜2枚残して収穫し、
孫枝の発生を促します。
摘み取る長さ12cmくらいになるようにします。
蕾、茎、葉を食します。
さっと湯に通しておひたし、カラシあえ、サラダに利用する。
ほろ苦さが春を感じさせます。
いため物や一夜漬けにもよいです。
とくにカルシウムやビタミンAの効力にすぐれ、
今注目の抗酸化食品として優秀な緑黄色野菜です。
100%国内産、完全無添加の菜種油は、
菜種油工房さんのところで
手作業にこだわった自然食油を購入できます。
|