素人でもできた家庭菜園のコツ>ビタミンやカロテンなどを豊富に含む緑黄色菜園の南瓜栽培
南瓜は西洋南瓜が主流です、西洋カボチャは果肉が粉質のため、
ホクホクとして甘味が強く「栗カボチャ」とも呼ばれます。
おすすめは、ホクホクした食味がよい「栗えび」や
作りやすく甘味が強い「ほっこりえびす」です。
カボチャは、濃緑 種類も沢山あり素晴しく、食べても美味しく、
ビタミンやカロテンなどを豊富に含む栄養価の高い緑黄色野菜です。
さらに、果菜の中では最も強健で、病虫害(うりばえの被害)も
比較的少なく、家庭菜園では無農薬栽培することも可能です。
日本カボチャは果肉が粘質で、ねっとりした食感です。
黒皮・菊座・京野菜の鹿ヶ谷などの地方品種もありますが、
「坊ちゃん南瓜」極早生の小型品種で収量が多いうえに形よくできる
「はやと」は、つるぼけしにくいのでおすすめです。
カボチャの育苗は比較的簡単なので、ポットなどで苗づくりをしたものを、
移植する栽培をおすすめします。
タネまきから30〜35日後、本葉4枚程度のころが植えつけ適期。
植えつけは、5月上旬に霜の心配がなくなってからが安心です。
西洋カボチャでは、畝幅90〜100cm、株間は60〜100cmとします。
畝にマルチを張ると生育が良く、雑草抑制の効果があります。
また、植えつけ後にあんどんか、ホットキャップをすると、
保温効果と害虫予防効果があり、生育も早まります。
つるがのびてきたら、整枝します。
通常は、親づると子づるの生育がよいもの、合計3本をのばします。
雌花が開花した当日の早朝、雄花の花粉を雌花の柱頭につけ、
受粉させます。
果実が握りこぶし大になったら、粒状肥料を、
畑全面にばらまいて追肥します。
もっとも手のかからない作りやすい作物の1つです。
安心できないのは、今年良く出来たからと種を残して、
翌年蒔くと呆けてしまうのは、一代交配種だからです。
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